信長の野望・新生 1560年上杉家(開始)

 

桶狭間の戦い今川義元が討死、これを好機ととらえ関東に出兵するところから始まる

主要な歴史イベントが関連しあっているところが、本作シナリオの魅力であろう。

 

義元が死亡し、氏真に代替わりした時点で今川家の威信が激減

ゲームシステム的にも関東管領となり威信が急上昇した景虎に今川家の仲裁は効かない。これを再現したくて、威信システムを作った感はある。

 

しかし今作の景虎は中々の腹黒い策略家。過去作のような戦闘義理バカ(失礼・・)みたいな人物像からガラッと変わっている。

 

関東管領を継承することで、一気に威信が上昇。武田や北条を上回る。

改めて考えると、親父は下剋上を起こした守護代、本人は嫡男ではないという境遇で
家督相続、10年ちょっとで将軍に直接認められるまで上り詰めるというのは一体どういうマジックを使ったのだろうか・・?
(室町幕府関東管領がだいぶアレになっていたとはいえ)

 

同盟相手がたくさん

北条が強すぎるので、放置すればあっという間に滅ぼされる弱小勢力であるが

これをどう生かすか、というのが本シナリオの醍醐味

里見や佐竹はもう少し強くてもいいのでは、と思うが・・

 

越後からは統治範囲に入らない関東の大半の城

関東の統治なぞ景虎には無理、というのが開発者がゲームデザインに込めたメッセージなのだろうか?

(せめて武蔵北部くらいはいれてほしい・・)

 

この辺で、関東の戦国時代の話を見ておくと、よりシナリオが理解できて楽しめるかもしれない

 

信越山:第13回「越相大戦の勃発」

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/60865

 

https://www.youtube.com/c/YUKIMURACHANNEL

 

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